建設技術審査証明書取得

EX工法は、硬質塩ビパイプの軟化特性を利用し実用化した工法で、耐久性・安全性・耐薬品性等に優れた硬質塩化ビニル樹脂をベースとするEXパイプを、蒸気と熱風により加熱・軟化させた状態で既設管内に引き込み、EXパイプ内の蒸気圧を加圧することで円形に拡径・復元し、既設管路内面に密着したパイプを形成する更生工法です。

特長

• 挿入するEXパイプは継ぎ目のない管路を形成し、内外圧に強く、地盤変動や地震などによる既設管の損傷の衝撃にも強く、耐震性に優れています。
• EXパイプは工場生産したパイプを現場で蒸気で軟化させ膨張させるため、工場生産した際の品質をそのまま再現でき、均一な厚さのパイプを形成することができます。
• 曲り部や段差部もスムーズに仕上がり、短時間かつ小スペースで施工できます。
• EXパイプ表面は非常に滑らかに仕上がり、粗度係数が改善されるため流下機能が既設管と同等の性能を確保します。
• 材料に有機溶剤を使用していないため、臭気の発生や火災の心配もありません。また、残材はリサイクル可能です。