エキスパッカ工法
急速浸透注入工法
- 地盤改良工事
- 薬液注入工事
- 急速浸透注入工法
エキスパッカ工法は、土中に削孔径よりも大きなソイルパッカを形成し、上下のソイルパッカ間に大きな柱状浸透源をつくることで、削孔間隔を大きくとり大きな吐出量で低圧力で浸透注入が可能となり、従来の薬液注入工法の、“吐出量を大きくすると注入圧が高くなり、割裂注入状態になりやすい”という問題点を解消した液状化対策工に適した地盤改良工法です。
特長
- 広い注入孔間隔(2~4m)、大きな吐出速度(20~30l/min)で注入できます。
- 単位改良土量当たりの掘削孔本数を少なくできるため、注入時間を短縮することが可能です。
- 柱状浸透源が確実に確保でき、しかも大きいため、単位浸透面積当たりの浸透速度が小さく抑えられ、低圧浸透注入が図れます。
用途
- 構造物直下の補強・液状化対策
- 基礎の耐震強化
- 開削工事に伴う底盤改良
- タンク基礎における遮水壁構築